「ウイスキーのツンとしたアルコール感が苦手」「今日は甘いお酒で癒やされたい」
そんな時にぜひ試していただきたいのが、ウイスキーの「ココア割り」です。
実は、ウイスキーとチョコレート(カカオ)はバーでも定番のおつまみとして出されるほど、切っても切れない相思相愛の仲。ウイスキーが持つ樽由来のバニラやカラメルの甘い香りが、ココアの濃厚なコクと合わさることで、まるで「高級な洋酒入り生チョコレート」をそのまま飲んでいるかのような、リッチで贅沢な味わいへと変化します。
体がポカポカと温まるため、冬の寒い夜や、おやすみ前のナイトキャップ(寝る前の一杯)としても最高です。この記事では、心も体もとろける極上ココア割りの作り方(ホット・アイス)と、カカオの風味を引き立てるおすすめのウイスキーをご紹介します。
用意する道具と材料
ココア割りは、使うココアパウダーの種類(ミルクココアか純ココアか)で甘さを調整できるのも魅力です。
- ウイスキー: お好みの銘柄(※おすすめは後述します)
- ココアパウダー: 市販のミルクココア(砂糖入り)が手軽でおすすめです。甘さ控えめが好きな方は純ココア+お好みのお砂糖で。
- 牛乳(またはお湯): 牛乳で作るとリッチに、お湯で作るとカカオの風味が際立ちます。
- 耐熱マグカップまたはグラス: ホットの場合は必ず耐熱性のものを。
- マドラー(スプーン): しっかりかき混ぜるために使います。
ココア割りの作り方(レシピ)
黄金比は「ウイスキー 1 : ココア 4〜5」
ココア割りを作る際の最大のコツは「先に美味しいココアを完成させてから、最後にウイスキーを足す」ことです。ウイスキーを先に入れてから温めると、アルコールが飛んで風味が落ちてしまいます。
ホットココア割り(基本)
心ほぐれる、一番おすすめの温かいスタイルです。
- ココアを作る
- 耐熱マグカップにココアパウダーを入れ、温めた牛乳(またはお湯)を約120ml〜150ml注ぎ、ダマにならないようによくかき混ぜます。
- ウイスキーを注ぐ
- 完成した温かいココアに、ウイスキーを適量(ティースプーン2〜3杯から、多くても約30ml程度)注ぎます。
- 軽く混ぜて完成
- スプーンでそっと一回りかき混ぜて完成です。立ち上るカカオとウイスキーの芳醇な香りを楽しんでください。
アイスココア割り
お風呂上がりや、夏の暑い夜のデザート代わりにぴったりです。
- 濃いめのココアを作る
- グラスにココアパウダーを入れ、少量の「お湯」でしっかりと練るように溶かします。
- 氷と冷たい牛乳を入れる
- ココアが溶けたら、グラスいっぱいの氷と、冷たい牛乳(約120ml)を注ぎます。
- ウイスキーを注いでステアする
- ウイスキー(約30ml)を注ぎ入れ、マドラーで氷を下から持ち上げるようにしっかりと全体を混ぜ合わせれば完成です。
ココア割りにおすすめのウイスキー3選
カカオの風味に負けない、甘やかな香りを持つウイスキーや、逆にスモーキーなアクセントを加えてくれる銘柄をご紹介します。
1. メーカーズマーク
赤い封蝋でおなじみのバーボンウイスキー。原料に小麦を使っているため非常に口当たりが甘くマイルドです。バーボン特有の強いバニラやカラメルの香りはココア(特にミルクココア)と完璧に同調し、誰もが美味しいと唸る「王道の甘いカクテル」に仕上がります。
2. ザ・マッカラン 12年
「シングルモルトのロールスロイス」と呼ばれる名酒。シェリー樽(ワイン樽)で熟成されたことによる、ドライフルーツやスパイスの濃厚な香りが特徴です。純ココア(ビターココア)と合わせると、まるで高級ホテルのラウンジで提供されるような、奥深く気品のある「大人のビターチョコレートドリンク」になります。
3. ボウモア 12年
「甘いだけじゃつまらない」という方に激推ししたいのが、ピート(泥炭)の煙の香りが特徴のボウモアです。ココアの甘みの中に、ボウモアの焚き火のようなスモーキーさが加わると、不思議なことに「スモークナッツ入りチョコレート」のような、クセになる中毒性の高い味わいに化けます。
アレンジ:マシュマロやホイップで最高のデザートに!
ココア割りは、トッピングを加えることでさらに幸せな飲み物に進化します。
- マシュマロ: ホットココア割りに小さなマシュマロをいくつか浮かべます。熱でトロトロに溶けたマシュマロとウイスキーの相性は悪魔的です。
- ホイップクリーム&シナモン: ホイップクリームを乗せ、シナモンパウダーをひと振りすれば、カフェ顔負けの本格ウインナーココア風カクテルに。
注意点:カロリーと「飲みやすさ」の罠
ココア割りは、ウイスキーのアルコール感がほとんど消えてしまうため、お酒に弱い方でもスイーツ感覚でゴクゴク飲めてしまいます。
しかし、度数40度のウイスキーが入っていることには変わりありません。さらに牛乳や砂糖もたっぷり使っているため、カロリーも高めです。「美味しいから」と何杯もおかわりすると、酔いもカロリーも大変なことになってしまうので、1日の終わりの「ご褒美の1杯」としてゆっくり楽しむのがおすすめです。
